吉田駿太朗氏 新著刊行 Post-choreography

Tokyo Academic Review of Books編集委員長、吉田駿太朗氏の新著Post-choreography: Jérôme Bel’s Choreography and Movement in MalfunctionがRoutledgeから発行されました。

洋書を扱うお近くの書店やオンライン書店でご購入いただけます。ご覧ください。

書評解説イベント Commentary of TARB reviews: 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』(評者 : 藤田翔)のダイジェスト動画を公開しました

学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) による実験的試みとして、2023年12月7日に書評解説イベント Commentary of TARB reviews 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』(評者 : 藤田翔)を行いました。(イベント詳細はこちら

当日の模様のダイジェスト動画を公開しました。ぜひご覧ください。(フル動画は下記ダイジェスト動画URLの解説欄にリンクを貼ってあります。)
https://youtu.be/_zaniG3g-mw

書評解説イベント Commentary of TARB reviews: 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』(評者 : 藤田翔)が行われます

学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) による実験的試みとして、書評解説イベント Commentary of TARB reviews を行います。

タイトル

Commentary of TARB reviews: 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』(評者:藤田翔)

本講演で対象とする書評

藤田翔 「TARB書評: 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』名古屋大学出版会,2015年」 Tokyo Academic Review of Books, vol.22 (2021). https://doi.org/10.52509/tarb0022

本講演のproceeding

藤田翔, Commentary of TARB reviews: 戸田山和久『科学的実在論を擁護する』(評者 : 藤田翔), Proceedings of Commentary of TARB reviews, vol.1 (2023). https://doi.org/10.6084/m9.figshare.24718242.v1

登壇者

日時

2023年12月7日(木) 19:00– (JST)

場所

オンライン

主催

Editorial Board of Tokyo Academic Review of Books

参加申込

以下にご参加の旨お知らせください。
books@yamanami.tokyo


追記 (2024/01/05): イベント当日の模様のダイジェスト版を以下にアップロードいたしました。
https://youtu.be/_zaniG3g-mw

Tokyo Academic Review of Books (TARB) 書評紹介 (2022年2月14日〜2023年10月21日)

学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) に掲載された最近の書評をご紹介します。

これまで発行された書評・評者・掲載書評分野の全リストはこちらをご覧ください。

書評紹介 (2022年2月14日〜2023年10月21日)

評者:西岡 千尋(東京大学)
Concetta Luna, Trois études sur la tradition des commentaires anciens à la Métaphysique d’Aristote
https://doi.org/10.52509/tarb0043

評者:中井 智也(リヨン神経科学研究センター)
Simon Baron-Cohen, The Pattern Seekers: How Autism Drives Human Invention
https://doi.org/10.52509/tarb0044

評者:大窪 彬夫(早稲田大学)
Olli Pyyhtinen, Simmel and ‘the Social’
https://doi.org/10.52509/tarb0045

評者:宮下 貴裕(武蔵野大学・慶應義塾大学)
上田篤『日本都市論』
https://doi.org/10.52509/tarb0046

評者:Ryo Chonabayashi (Soka University)
Mark Schroeder, Reasons First
https://doi.org/10.52509/tarb0047

評者:谷本 知沙(慶應義塾大学)
Claudia Benthien, Jordis Lau, Maraike M. Marxsen, The Literariness of Media Art
https://doi.org/10.52509/tarb0048

評者:吉田 駿太朗(早稲田大学・日本学術振興会)
Gerko Egert, Rett Rossi(trans.), Moving Relation: Touch in Contemporary Dance
https://doi.org/10.52509/tarb0049

評者:岡元 ひかる(武庫川女子大学)
宇野邦一 『土方巽 衰弱体の思想』
https://doi.org/10.52509/tarb0050

評者:杉本 陽奈子(東北大学)
Christy Constantakopoulou, Aegean Interactions: Delos and Its Networks in the Third Century
https://doi.org/10.52509/tarb0051

評者:相澤 紗絵(JAXA宇宙科学研究所・ピサ大学・日本学術振興会)
上出洋介『オーロラ 宇宙の渚をさぐる』
https://doi.org/10.52509/tarb0052

評者:堀越 耀介(明治大学・日本学術振興会・東京大学共生のための国際哲学研究センター)
エッケハルト・マルテンス 『子どもとともに哲学する』
https://doi.org/10.52509/tarb0053

評者:千葉 将希(東京大学)
中田達也、鈴木祐一編著『英語学習の科学』
https://doi.org/10.52509/tarb0054

評者:杉田 和正(早稲田大学)
中村浩爾『民主主義の深化と市民社会-現代日本社会の民主主義的考察-』
https://doi.org/10.52509/tarb0055

評者:宮田 賢人(小樽商科大学)
Rainer Forst, Die noumenale Republik: Kritischer Konstruktivismus nach Kant
https://doi.org/10.52509/tarb0056

評者:河合 一樹(広西大学)
曹峰 『中国古代「名」的政治思想研究』
https://doi.org/10.52509/tarb0057

評者:山口 幸佑 (UMR7216, Paris-Diderot University)
Svante Pääbo, Neanderthal Man: In Search of Lost Genomes
https://doi.org/10.52509/tarb0058

評者:仲尾 友貴恵(国立民族学博物館・日本学術振興会)
Mahmood Mamdani, Define and Rule: Native as Political Identity
https://doi.org/10.52509/tarb0059

評者:石見 舟(慶應義塾大学・東京都立大学・桜美林大学・立教大学)
ハンス゠ティース・レーマン『ポストドラマ演劇はいかに政治的か?』
https://doi.org/10.52509/tarb0060

ワークショップ:海外で人文系研究者として生きるための実務——Marie Skłodowska-Curie Actions Postdoctoral Fellowshipsへの応募を例に——

海外で人文系研究者として生きていくには様々な高いハードルがあります。特に、ポスドクの身分を得るための具体的なノウハウは、日本では極めて得にくいのが実情です。

今回のワークショップは、欧米では研究者として一人立ちするための登竜門の1つとなっている、マリー・キュリーフェローシップ(Marie Skłodowska-Curie Actions Postdoctoral Fellowships)への応募について議論します。実際の応募書類や添削例、欧州の大学におけるサポート体制など、極めて具体的な内容を一挙公開。

欧州では最も著名な奨学金であるにも関わらず、日本では極めて情報が少なかったマリー・キュリーフェローシップへの応募の敷居が下がることは間違いありません。

本ワークショップは、個人情報を多数含むため、完全非公開で行います。もしご関心がある場合は以下のアドレスにメールでご連絡ください。情報の開示の仕方を検討し、聴講できるよう調整を試みます。 books@yamanami.tokyo

タイトル

海外で人文系研究者として生きるための実務——Marie Skłodowska-Curie Actions Postdoctoral Fellowshipsへの応募を例に——

登壇者

日時

2023年10月27日(金) 19:00– (JST)

場所

オンライン

岡元ひかる氏のセミナーが神戸大学Promis主催で行われます

Tokyo Academic Review of Books評議員、岡元ひかる氏の発表が神戸大学国際文化学研究科地域連携センター主催セミナーにて行われます。

セミナータイトル:戦後日本における身体の表象:「解放」の出発点と現在

日時:2023年3月24日(金) 17:00–20:00

場所:神戸映画資料館(対面開催)

事前申し込み不要・参加費無料

概要:本研究会では終戦直後から現在における日本の身体文化・表象に関して、それぞれ身体の「解放」をキーワードに研究発表する。具体的には、映画研究の立場から占領期のスポーツと⺠主主義教育の結びつきについて、純潔教育の文脈から当時の1950年代の映画考察、1960年代以降の暗黒舞踏の振付手法に着目した身体の「解放」の考察、そして、ダンスホールやクラブ等の身体を通した社交の場における規制と「解放」の流れを発表者4名がそれぞれ報告する。そして、それらの発表を通じて明文化されている/いない規範がいかに生み出され、日本で身体の「自由さ」がどのように規定されてきたのかを捉えつつ、社会―身体―表象の結びつきを多角的に考える。

岡元氏の発表は セクション2「身体は「自由」であったのか」(18:20–19:30) にて行われます。

詳しくは神戸大学Promis webサイトをご覧ください。

吉田駿太朗氏 新論文がPerformance Paradigmに掲載されました

Tokyo Academic Review of Books編集委員長、吉田駿太朗氏の原著論文がPerformance Paradigm誌に掲載されました。

本論文は、AIを組み込んだ自動作曲システムを用いたダンス作品の創作過程に焦点を当てることで、アーティストとAIエンジニアの間にある緊張関係を分析し、テクノロジーと交渉する「人間」の間の不協和な関係を明らかにしています。本研究は、パフォーマンス研究者ジョン・マッケンジーの提唱するテクノ・パフォーマンスの研究を拡張しており、今後のAIを用いたダンスの実践研究の発展が期待されます。

オープンアクセスとなっており、どなたでもご覧になれますので、是非ご一読ください。

高木翼氏 新論文がACM TOCLに掲載されました

『形式論理探求 第1巻 古典論理のタブロー』の著者、高木翼氏の単著論文がACM Transactions on Computational Logic誌に掲載されました。

本論文は、量子論理の基づく線形時相論理として「線形時相量子論理」(Linear Temporal Quantum Logic, LTQL)を提案し、さらにLTQLに測定オペレータを追加した「動的線形時相量子論理」(Dynamic Linear Temporal Quantum Logic, DLTQL)を提案しています。本研究は、量子計算・量子システムを形式検証する論理の研究の嚆矢となると考えられ、今後の発展が期待されます。

オープンアクセスとなっており、どなたでもご覧になれますので、是非ご一読ください。

JAIST webサイト掲載の「お知らせ」も併せてご覧ください。

TARB 新編集委員会・新評議員会 発足

学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) 編集長 横路佳幸氏が2022年6月30日付で退任し、2022年7月1日より槇原彩氏・吉田駿太朗氏を共同編集長とした新たな編集委員会が発足しました。これに伴い、評議員会も新たに発足いたしました。

新編集委員会 メンバー

2022年7月1日–

Editor-in-Chief

槇原彩 (成蹊大学)

Editor-in-Chief

吉田駿太朗 (日本学術振興会 / 早稲田大学)

Associate Editor, Technical Advisor

飯澤 正登実 (やまなみ書房)

Associate Editor

望月 美希 (静岡大学)

Associate Editor

藤田翔 (名古屋大学)

Associate Editor

佐野直哉 (上野学園大学・同短期大学)

新評議員会 メンバー

任期:2022年7月1日〜2023年6月30日 (50音順)

  • 天本貴之(慶應義塾大学)
  • 岡元ひかる (武庫川女子大学)
  • 小林知恵(横浜国立大学)
  • 斎藤もも (チャイコフスキー記念モスクワ音楽院大学院)
  • 清水亮(日本学術振興会 / 早稲田大学)
  • 中井智也(Centre de Recherche en Neuroscience de Lyon)
  • 山下琢磨(東北大学)
  • 脇本佑紀(ニュートンワークス株式会社)

現在のTARBメンバー一覧は、こちらをご覧ください。