Tokyo Academic Review of Books (TARB) 書評紹介 (2021年5月13日〜2022年2月13日)
学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) に掲載された最近の書評をご紹介します。
これまで発行された書評・評者・掲載書評分野の全リストはこちらをご覧ください。
書評紹介 (2021年5月13日〜2022年2月13日)
評者:豊泉 英智(東京大学 / 理化学研究所)
渡辺正峰『脳の意識 機械の意識:脳神経科学の挑戦』
https://doi.org/10.52509/tarb0017
評者:中野 卓(国土交通省 / 建築研究所)
Edward Barsley, Retrofitting for Flood Resilience: A Guide to Building & Community Design
https://doi.org/10.52509/tarb0018
評者:横路 佳幸(日本学術振興会 / 南山大学)
Shelly Kagan, How to Count Animals, More or Less
https://doi.org/10.52509/tarb0019
評者:安倍 里美(三重大学)
Ruth Chang, Making Comparisons Count
https://doi.org/10.52509/tarb0020
評者:西川 耕平(国際医療福祉大学)
ギャリー・ジェノスコ『フェリックス・ガタリ:危機の世紀を予見した思想家』
https://doi.org/10.52509/tarb0021
評者:藤田 翔(名古屋大学)
戸田山和久『科学的実在論を擁護する』
https://doi.org/10.52509/tarb0022
評者:萬屋 博喜(広島工業大学)
宮園健吾・大谷弘・乘立雄輝編『因果・動物・所有:一ノ瀬哲学をめぐる対話』
https://doi.org/10.52509/tarb0023
評者:冨岡 薫(慶應義塾大学 / 国立がん研究センター)
Joan C. Tronto, Moral Boundaries: A Political Argument for an Ethic of Care
https://doi.org/10.52509/tarb0024
評者:脇本 佑紀(ニュートンワークス株式会社)
大森英樹『数学のなかの物理学:幾何学的量子論へむかって』
https://doi.org/10.52509/tarb0025
評者:岡田 勇督(マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク)
Michael Welker, Zum Bild Gottes. Eine Anthropologie des Geistes
https://doi.org/10.52509/tarb0026
評者:峰尾 公也(早稲田大学)
William D. Blattner, Heidegger’s Temporal Idealism
https://doi.org/10.52509/tarb0027
評者:李 太喜(東京大学)
アルフレッド・ミーリー『アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようです。』
https://doi.org/10.52509/tarb0028
評者:岡澤 康浩(京都大学)
ロレイン・ダストン、ピーター・ギャリソン『客観性』
https://doi.org/10.52509/tarb0029
評者:辻井 敦大(立命館大学)
デイヴィット・ライアン『ジーザス・イン・ディズニーランド:ポストモダンの宗教、消費主義、テクノロジー』
https://doi.org/10.52509/tarb0030
評者:鴻 浩介(日本学術振興会 / 慶應義塾大学)
Stephen Darwall, The Second-Person Standpoint: Morality, Respect, and Accountability
https://doi.org/10.52509/tarb0031
評者:山﨑 かれん(日本学術振興会 / 東京大学)
M. R. グレゴリー、J. ヘインズ、K. ムリス編『子どものための哲学教育ハンドブック:世界で広がる探究学習』
https://doi.org/10.52509/tarb0032
評者:宮下 寛司(慶應義塾大学)
佐藤真理恵『仮象のオリュンポス:古代ギリシアにおけるプロソポンの概念とイメージ変奏』
https://doi.org/10.52509/tarb0033
評者:角田 健太郎(東京都立大学)
松本和夫『復刊 数理論理学』
https://doi.org/10.52509/tarb0034
評者:高橋 優太 (お茶の水女子大学)
飯田隆(編)『知の教科書 論理の哲学』
https://doi.org/10.52509/tarb0035
評者:堤田 泰成(上智大学)
Jens Lemanski, Christentum im Atheismus: Spuren der mystischen Imitatio Christi-Lehre in der Ethik Schopenhauers
https://doi.org/10.52509/tarb0036
評者:中島 啓貴(東北大学)
宮岡礼子『曲がった空間の幾何学:現代の科学を支える非ユークリッド幾何とは』
https://doi.org/10.52509/tarb0037
評者:松島 恒熙(神戸市立工業高等専門学校)
笹島茂『教育としてのCLIL』
https://doi.org/10.52509/tarb0038
評者:吉田 裕介(大阪大学)
James D. Watsonほか,『ワトソン遺伝子の分子生物学 第7版』
https://doi.org/10.52509/tarb0039
評者:田村 歩 (茨城工業高等専門学校)
ドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』
https://doi.org/10.52509/tarb0040
評者:松井 浩紀(秋田大学)
Kenneth J. Hsü, Challenger at Sea: A Ship That Revolutionized Earth Science
https://doi.org/10.52509/tarb0041
評者:石田 柊(大阪大学)
Kasper Lippert-Rasmussen, Making Sense of Affirmative Action
https://doi.org/10.52509/tarb0042
齋藤曉『雑念集「これ」』(Liberality Series)
やまなみ書房と提携している合同会社リベラリティから、新刊がでます。
齋藤曉『雑念集「これ」』 (Liberality Series)
初版オンデマンド版 2022年2月22日 発行
発行所:合同会社Liberality
ISBN: 978-4-909624-06-2
発売はAmazon・楽天ブックス・三省堂書店のみとなっております。一般の書店ではお買い求めいただけません。
本書はやまなみ書房のシステムを用いて発売しております。
刊行情報に関する詳細は公式サイト ( https://www.liberality2017.academy/%E5%87%BA%E7%89%88/ )をご覧ください。
Tokyo Academic Review of Books 新編集委員 吉田氏
Tokyo Academic Review of Books (TARB)編集委員会に新しいメンバーが増えました。
Tokyo Academic Review of Books 編集委員会 新メンバー
吉田 駿太朗(日本学術振興会 / 早稲田大学)
【専門】舞踊学・芸術実践
【近年の論文・報告書・実践活動】「欧米の振付実践の変遷からみるポスト・コレオグラフィー —「誤動」とジェローム・ベルを中心に—」(博士学位論文)(所蔵予定:東京藝術大学リポジトリ)https://geidai.repo.nii.ac.jp「コンテンポラリーダンスにおける日本のメセナ活動—「振付家の時代」と振付家の社会的な役割を中心に—』(公益社団法人企業メセナ協議会 メセナアソシエイトレポート)https://www.mecenat.or.jp/ja/research_top/mecena_associate_report《オープン・フォレスト・ローンチ》(セゾンAIRパートナーシップ)https://www.saison.or.jp/air/saison-air-partnership-2020open-forest-launch.html
【webサイト】個人webサイト https://shuntaroyoshida14.wixsite.com/shun共同webサイト(英語のみ) https://www.mappedtotheclosestaddress.comreserachmap https://researchmap.jp/shuntaroyoshida
今後ともTARBをよろしくお願いいたします。
TARB責任編集 横路氏 新刊
Tokyo Academic Review of Books 責任編集の横路佳幸氏(日本学術振興会特別研究員PD)による新刊が2021年8月12日に出版されます。
横路佳幸著『同一性と個体:種別概念に基づく統一理論に向けて』慶應義塾大学出版会https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427608/
是非ご覧ください。
TARB評議員 清水亮氏近刊
Tokyo Academic Review of Books 評議員の清水亮氏(日本学術振興会/筑波大学)による新刊が出版されました。
蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴 編『なぜ戦争体験を継承するのか――ポスト体験時代の歴史実践』みずき書林https://www.mizukishorin.com/14-7naze-keishou執筆:「地域からみる、観光が拡げる――知覧特攻平和会館、大刀洗平和記念館、人吉海軍航空基地資料館」(所収:第2部 平和博物館の挑戦―展示・継承・ワークショップのグローバル化)
是非ご覧ください。
書評 Soraya de Chadarevian, Heredity under the Microscope: Chromosomes and the Study of the Human Genome
学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) にて、山口まり氏による、 Soraya de Chadarevian, Heredity under the Microscope: Chromosomes and the Study of the Human Genome の書評記事を掲載いたしました。
こちらに掲載しております。ご覧ください。
TARB 評議員就任
学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) にて、9名の方が評議員に就任されました。
任期:2021年4月〜2022年3月(50音順)
- 天本貴之(慶應義塾大学)
- 大畑浩志(大阪市立大学)
- 小林知恵(北海道大学)
- 清水亮(日本学術振興会 / 筑波大学)
- 中井智也(Centre de Recherche en Neuroscience de Lyon)
- 藤田翔(日本学術振興会 / 名古屋大学)
- 山下琢磨(東北大学)
- 吉田駿太朗(日本学術振興会 / 早稲田大学)
- 脇本佑紀(ニュートンワークス株式会社)
現在のTARBメンバー一覧は、こちらをご覧ください。
大畑氏の書評がOxford University Press 公式webサイトに掲載
学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) に掲載された、大畑浩志氏によるBerit Brogaard, On Romantic Love: Simple Truths About a Complex Emotion の書評抜粋が、Oxford University Press 公式サイトに掲載されました。
[掲載ページ]
https://global.oup.com/academic/product/on-romantic-love-9780199370733
※ Reviews and Awardsタブをご覧ください。
[当該書評]
TARB 書評: Berit Brogaard, On Romantic Love: Simple Truths About a Complex Emotion
Tokyo Academic Review of Books, vol.3 (2020); https://doi.org/10.52509/tarb0003
翻訳は、Hannah Kentridge 氏が行ってくださったそうです。厚く御礼申し上げます。
書評 Lukas Novotny & Bert Hecht, Principles of Nano-Optic
学術誌の書評を専門とするオンラインジャーナル Tokyo Academic Review of Books (ISSN:2435-5712;以下、TARBとする) にて、松﨑維信氏による、 Lukas Novotny and Bert Hecht, Principles of Nano-Optic の書評記事を掲載いたしました。
こちらに掲載しております。ご覧ください。